コンタクトの洗浄液とは
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コンタクトの洗浄液は、コンタクトを使っている限りは、必要なものです。コンタクトレンズを装着すれば、チリやホコリ、花粉などがコンタクトレンズにつきますから、1日使い捨てのコンタクトレンズを使わない限り、基本的にはコンタクトレンズの洗浄液で、1日1回は、コンタクトレンズを洗う必要があります。
最近ではコンタクトの洗浄液を使う必要の無い1週間使い捨てのコンタクトレンズもあって、装着したままでも大丈夫と言われていますが、そうは言われても目のためには、毎日外したほうが良いことには変わりはありませんし、その都度コンタクトの洗浄液でレンズを洗ったほうが良いに決まっています。使い捨てのコンタクトレンズが流行っているとは言え、長時間ディスプレイを見つづけるような仕事をしている人の場合、ハードコンタクトを使っている人のほうが多く、あるいはハードと使い捨てのソフトを使い分けている人も多いといわれています。
ハードコンタクトの場合は、コンタクトの洗浄液は必需品で、欠かせないものです。そうしたコンタクトの洗浄液で問題が起きました。シンガポールで角膜感染(真菌性角膜感染症)の報道が伝えられましたが、感染ルートはどうやらコンタクトの洗浄液らしいと言われています。39人のコンタクトレンズの使用者に真菌性角膜感染症がに発生していて、そのうちの34人がボシュロム社のコンタクトの洗浄液を使っていた事が分かり、ボシュロム社がコンタクトの洗浄剤の回収と販売停止を行なったそうです。
事もあろうに、本来コンタクトレンズを清潔に保つための洗浄液が真菌に汚染されていたというのでは、洗浄剤の意味が無いと言えます。真菌で真菌性角膜炎や角膜潰瘍になってしまった場合、通常使われる抗生剤、抗菌薬が全く効きませんから、抗真菌剤といわれる真菌用の薬剤が使われますし、かなり長期の治療が必要になってきます。
コンタクトレンズを清潔に扱うと言うのは、当たり前の話ですが、清潔にしたと思ったコンタクトレンズが、汚染された洗浄剤でかえって汚れてしまう恐れが出てきたということは、社会的に見ればかなり大きな問題と言ってよく、中国の餃子の農薬混入よりむしろ影響が大きな問題と言えます。一方でコンタクトレンズの定期検診が、健康保険の適用外になるなど、医療の対応は後退しています。こうなれば自己防衛するしかありませんが、今更コンタクトからメガネと言うわけにもいかない人もいて、尾を引きそうな問題です。