遠近両用コンタクトとは
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遠近両用コンタクトが開発されて、今では何処のメーカーでもコンタクトレンズのラインアップに載せています。遠近両用コンタクトレンズであれば、メガネのような煩わしさが無くて便利と思われますが、逆にコンタクトレンズになれていない人の場合は、かえって煩わしく感じられるかもしれません。
ハードレンズになれている人の場合も、ソフトコンタクトレンズに変えた場合、レンズ洗浄などで煩わしく感じることもあるので、要は慣れの問題になってくると思いますが、遠近両用コンタクトを選んだ場合、ソフトコンタクトか、ハードコンタクトか、悩ましい問題があります。
コンタクトレンズでの装着感からすれば、ソフトレンズの方がよいと言えますし、また衛生面から言えば、洗浄剤の真菌汚染などの問題があって、洗浄の必要の無い1日使い捨てのソフトコンタクトが最も衛生的と言えます。
ハードコンタクトレンズの場合、遠近両用にした場合どうしてもレンズが分厚くなると同時に、目が疲れやすくなると言われています。その点ではソフトコンタクトレンズも同じですが、最近ではレンズの改良も進んで、遠近両用の使い分けで違和感の無く、目にも負担をかけない製品も開発されつつありますが、コンタクレンズ業界の動向としては、ソフトコンタクトレンズに注力する傾向にあるため、そのような製品はソフトコンタクトを中心に開発されていると言って良いでしょう。
問題は価格です。遠近両用コンタクトを必要としている人の数は、約400万人と言われていますが、の愛用者は、せいぜい10万人程度と考えられています。ひとつにはコンタクトレンズに対するアレルギーのようなものが、高齢者を中心に多いことと、まだまだ遠近両用コンタクト自体がメガネに比べてアドバンテージが少ないからだと考えられます。そうした状況から、生産量も少なく、価格も高めになっているのですが、業界では遠近両用コンタクトの改良や普及に躍起となっていますので、昨今では、お手軽価格のレンズも登場してきています。
考えてみれば、近視などのコンタクトレンズは、売上の拡大はある程度止まった分野で、今後売上拡大が見込める分野は、高齢化社会を迎えた高齢者向けの遠近両用コンタクトの分野である事は明らかです。そうした業界の思惑から、普及に各メーカーも積極的で、無料体験サービスなどを行なっているメーカーもあるほどです。ただめがねにしてもコンタクトにしても、遠近両用の場合もとの視力に戻る事はなく、あくまで日常生活に支障をきたさない程度のものと思ったほうがよいと言えます。