ハワイアンジュエリーとは

ハワイアンジュエリーは、フラダンス同様にデザインに決まりがあり、それぞれの意匠に意味があります。ハワイアンジェリーの歴史は17世紀に起源があるとされていますが、その意味するところは、ハワイの伝統文化を西洋のジュエリー文化と融合させたものと言えます。最初のハワイアンジュエリーは、イギリスのビクトリア女王が死去した際に、女王になる前のリリウオカラニ女王が特注で作らせたものとされていますが、現在のハワイアンジュエリーの原型とされているのは、リリウオカラニ女王が恩師のイギリス人ゾイ・アトキンソンに贈った「アロハ・オエ」と彫られたブレスレットと言えるでしょう。

ハワイではハワイアンジュエリーを「ハワイアン・エアルーム・ジュエリー」と呼んでいて、代々受け継がれていく大事な宝としてみなされるもので、高価であると同時に非常に精神性の高いジュエリーと言えます。

ハワイアンジュエリーは手作りが基本です。デザインは三つの要素が不可欠になります。ジュエリーを取り囲むデザイン、文字の彫り方、デザインパターンなどですが、ジュエリーを取り囲むデザインには、カットアウト、プレインもしくはストレート、ダイアモンドカットの三種類があって、これらから選択されます。文字の彫り方は、伝統的なエナメルとレイズドと言われる浮き彫り技法の二種類から選らびます。デザインパターンはハワイアンジェリーを象徴するもので、代表的な柄としてはヘリテージ、カレイキニ、プリンセス、マイレなどが上げられますが、どれも伝統的なオリジナルデザインで、植物などをデフォルメしたものです。

ハワイアンジュエリーはジュエリーと言ってもほとんどがゴールドやシルバーのリングやペンダント、ブレスレットなどで、宝石を象嵌加工されたようなものは少ないと言えます。必ず文字を刻み込みますが、「アロハ・オエ」などに代表される、愛や感謝の気持ち、惜別の思いなど情愛あふれるものがふさわしく、その意味では親しい人へのプレゼントには最適と言えるでしょう。結婚指輪(マリッジリング)としても利用されるようです。

デザイン的にはインディアンジュエリーなどと共通する、ハワイの伝統文化を表したもので、欧米のジュエリー製品とは一線を画すものと言えます。本来は家宝として代々受け継がれるメモリアルとしての性格が強いジュエリーと言えますが、日本人の観光客がハワイに大勢行くことから、徐々に日本でも人気になっていきましたが、その魅力は何と言っても素朴な味わいと言えます。

また、ワイレア、Maxi(マキシー)といったショップが有名です。