お城のプラモデル

お城のプラモデルとして発売されているものはそんなに種類はありませんが、一方で鉄道模型のジオラマとして、鉄道模型メーカーのグリーンマックが1/150、1/144サイズのお城のプラモデルを発売して、最近注目されつつあります。

人がやっていない事のほうがコレクションや趣味の世界では、重要視される傾向にあると言えますから、その意味ではお城のプラモデルも注目されても良いのかもしれませんが、お城のプラモデルと言っても、外郭まで入れたモデルとなると結構大掛かりなものになります。

現在のようにお城のプラモデルが市販されていない前から、趣味でお城の模型を手作りする人はいました。凄い人になると、お城の設計図から調べて、デテールにいたるまで手作りで忠実に再現したものがあり、観光名所になっているモノまであるくらいです。

お手頃なお城のプラモデルをお探しなら、童友社の日本の城のプラスチック製組み立てキットシリーズやフジミから1/300、1/400、1/700サイズなどのプラモデルが発売されています。これらのプラモデルの値段は3000円程度でお手軽ですが、ペインティングなどを凝ると、完成までに相当な時間がかかります。

上級者向けのモデルとなると、もはや工芸美術品といえる品質のものになっていきます。市販されているお城のプラモデルとは違って、小林工芸が発売している神代工芸品シリーズは、他とは一線を画した、別次元の木工模型です。模型のモデルの費用だけで14万円近くして、製作参考時間がなんと300時間近くかかるもので、木製・金属部品の総数が2000点近くに上り、重さも9kgと圧倒的なスケールを誇っています。ここまでくると模型と言って片付けられない迫力です。

更にその上を行くのがさんけいの古建築模型です。ほとんど全てが特別受注制作で、注文してから模型職人が、部材の加工から全て手作りでつくられ、サイズも1/30まで可能ですが、そこまで行くと、本物のお城と同じ部材が使われるそうで、実際のお城と同じ構造で同じ工法を用いて組み上げられる為、お値段もあってないようなもので、最も贅沢な模型趣味と言えるでしょう。

お城のプラモデルでも木工模型でも、作るまでの工程で、いろいろな構造や素材のことについて調べながら行なうと、楽しみも倍増します。その意味では模型作りは完成することよりも、作ること自体に楽しみがあるといえるのでしょう。

お城のプラモデルは、比較的簡単なものもありますが、模型となると、工芸品のようなものもあります。