パラマウントベッド
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パラマウントベッドは家庭用ベッドも取り扱っていますが、その主力製品です。パラマウントベッドは1947年創業で、病院用のベットを当初から作っていましたが、そもそもパラマウントベッドの始まりは、戦時中に供出されて放置されたままの金属の再生利用で始まった事業でした。
パラマウントベッドの発展の歴史は、国民皆保険とともにあったと言っても過言ではありません。1961年に国民皆保険が実現されてから、各地で病院で病床が一気に増加したことから、パラマウントベッドの業績も伸び、一貫生産体制を確立していきました。1970年代に入ると無医大県解消策による医科大学の新設ラッシュで、それらに付属する病院の病床の需要が起こる事で、またもやパラマウントベットの業績は伸び、医療用ベットの業界でトップメーカーとして揺ぎ無い地位を確保したと言えます。
この期間パラマウントベッドはメディカル・ケアベッドの技術革新に努めていきましたが、基本的には戦後アメリカからもたらされたギャッチベッドをベースに、日本の医療施設にあったカスタマイズから始まり、1950年代には5種類のオリジナルベッドを開発し、更に日本初の電動ベッド「KA‐45」や病院用ベッド「KA-500」「KA-600」シリーズを開発してきました。
1980年代から在宅ケアベッドであるアウラ電動ベッド「KQ-100」を開発し、介護ベットの分野にも進出するとともに、業界のデフェクテッドスタンダードとして位置付けられるようになりました。介護の新たな市場を開拓するばかりか、更には老人保健施設向けのベッド「エスティア」シリーズ、マイコン制御の電動ベッド「KA-900」シリーズなど社会で求められいる多機能な製品を次々に発表していきました。
最近のパラマウントベッドは、家庭用の高級ベットの分野でも新製品を開発するようになり、いわゆる業務用の分野だけでなく全方位的な商品のラインアップを実現しています。こうしたパラマウントベットの戦略は、常に社会の求めるメディカル・ケアベッドを中心としたニーズに応える形で、着実な発展を実現してきましたが、医療制度改革による医療費の減額は、好調だったパラマウントベッドにも影響し始め、最近の家庭向け高級ベットの販売に至ったと考えられますが、少なくとも高齢化社会は既に始まっており、今後同社に求められる優良なベッドへのニーズは確実に伸びていくことが考えられます。その意味ではパラマウントベッドの社会的責任は大きいと言えるでしょう